内容詳細

　本市下水道事業における浸水対策では、施設整備の対象とする降雨（以下、計画降雨）を、原則として全市域に対し10年確率降雨（約60mm/hr）としていますが、当面は、５年確率降雨（約50mm/hr）、ポンプ排水区域では10年確率降雨（約60mm/hr）としています。この計画降雨に向けた雨水幹線の整備は市域全体で約７割弱程度（令和５年度末）となっており、未だ整備途上にあります。 　また、近年、気候変動の影響に伴い、計画降雨を超える大雨が全国で頻発し、国からは将来的に降雨量が増加する予測が示されており、過去の降雨に基づいている従来の考え方から転換を図る必要があります。本市においても令和元年９月に時間最大降雨量100mm/hrを観測するなど、これまでに経験のない大雨による浸水被害が発生しており、浸水対策の重要度はますます高まっています。 　そのような背景から、計画降雨における浸水の早期解消を行うとともに、計画降雨を超える降雨においても浸水被害の軽減に資する対策を効率的に実施していくため、浸水対策の基本的事項を定めた下水道事業によるマスタープランを策定します。

令和６年12月24日から令和７年２月14日の期間で、計画素案に関する市民意見募集を実施します。

・ご意見を正確に把握する必要があるため、電話や口頭でのご意見はお受けできません。 ・提出の際には、居住区、年代をお選びください。 ・お寄せいただいたご意見・個人情報については今回の横浜市下水道浸水対策プランの策定にのみ使用し、 　その他の用途には使用しません。 ・ご意見の概要とそれに対する市の考え方等は個人情報を除き、本市ホームページで公表する予定です。 ・ご意見の個別の回答はいたしませんので、あらかじめご了承ください。

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